サラリーマン全員副業すればいいのに

アラフォー副業社労士の備忘録

副業のはじめかた:(番外編)不動産投資という選択肢

今回は少し趣向を変えて、不動産投資についてお話しします。副業として、本業以外の場所で雇用されたり、自分で事業を起こしたりする副業の形もありますが、不動産投資という選択肢も一考の価値があります。以下にそのメリットを挙げてみます。

・不動産は事業所得となり、経費が使える

不動産投資をすることで得られる収入は事業所得として扱われるため、様々な経費を計上できます。例えば、物件の修繕費や管理費、保険料などが経費として認められますし、物件の現況を確認しに行った時の交通費や、不動産屋との打合せの際の飲食費(会議費)なども経費化可能です。

・副業禁止の会社でも不動産なら許される

未だ多くの企業が副業を禁止(あるいは許可のハードルが高い)していますが、不動産投資は例外とされることが多いです。副業を強行することによる会社の出世や人事評価への悪影響を恐れている方もおられるかと思いますが、不動産であれば上司が気にすることもないと思われます。

・低金利×フルローン×団信

頭金なしでもフルローンを組むことが可能です。これにより、初期投資を抑えて不動産投資を始めることができます。会社の信用力でローンを組めるので(ましてや今は低金利なので)、使わないのはもったいないです。また、ローンを組む際に団信に加入することで、万が一の際にローンが完済されます。これにより、生命保険の代わりとしての役割も果たします。

・多様な活用方法

完済後に物件を売却してまとまった資金を得ることも、そのまま家賃収入を継続的に得ることもできます。また、いざという時には自らが住む場所としても利用可能です。


以上の理由から、不動産投資を副業の一つとして考えるのも良い選択と言えるでしょう。ただし、物件選びは非常に重要です。価値がなるべく下がらず、常にニーズがある物件を選ぶことが大切です。感覚的には9割の不動産屋は利益を取りすぎですが、1割程度は適正価格でやっていますので、適正価格でやっていただける、信頼できる仲介会社とうまくつながりましょう。

私も投資用の不動産を持っていますが、副業の一つという感覚であり、また、株と同じような感覚で、自身の資産のポートフォリオの一つとして優秀であると感じています。(新入社員の頃から思い切って持っておけば。。と後悔することもあります💦)もちろんリスクはありますので、あくまで選択肢の一つとして考慮いただけると良いと思います。